HORSE BUTT MINI WALLET PROJECT|開発記録

ホースバットレザーのミニウォレット ME116BH(正面)

オンラインストアを新しくして1年 第二弾

クロムエクセルのミニウォレットに、待望の新作。

オンラインストアを新しくして1年。その記念企画の第二弾として、MR.OLIVE E.O.Iのミニウォレットに、これまでとは異なる表情を持つ革の新作が加わります。素材は、馬の臀部から取れるホースバットレザー。完成品をお見せする前に、つくられてきた過程からご覧ください。

ホースバットレザーのミニウォレット ME116BH(正面)

企画について

クロムエクセルレザーのミニウォレットは、おかげさまで多くの方にお使いいただいてきました。手のひらに収まるサイズに必要なものが収まること、そして使うほどに深まる革の表情。その二つを両立させたことが、長く支持をいただいている理由だと考えています。

今回の企画は、その形はそのままに、革だけを変えたらどうなるかという試みです。同じ設計でも、革が変われば、手に取ったときの印象も、数年後の姿もまったく違うものになります。どちらが優れているという話ではなく、選べる楽しさをつくりたい。それがこの企画の出発点です。

工房の作業台に広げたホースバットレザーの全景

革について

使うのは、イタリア・トスカーナのタンナー MARYAM(マリアム)のホースバットレザー。馬の臀部から取れる、厚みと密度のある革です。植物タンニンで鞣し、オイルを入れただけの素上げで仕上げた茶芯ブラック。使い始めは硬く、育てるほどに艶と大きなうねるシワが出てきます。

→ 革の詳しい話はこちら:ホースバットレザーとは。使い込むほど表情が深まる馬革の話

革が届きました(2026年8月)

巻かれた状態で届いたホースバットレザー

工房にホースバットの革が届きました。まず手に取って感じるのは、見た目から想像するよりも密度があることです。指で押し返される確かな手応えがあります。

ホースバットの銀面のアップ

表面を近くで見ると、一枚のなかでも表情が均一ではないことがわかります。色の濃淡、細かな筋、小さな傷。これらは隠さずに仕上げているために残るもので、この革を選んだ理由そのものでもあります。

ホースバットの革をつまんで厚みを見せる

ホースバットの裁ち端の断面

断面を見ると、繊維が詰まっている様子が見て取れます。臀部から取れる革ならではの部分です。

既存のクロムエクセルモデルとの違い

どちらが上ということではありません。性格が違う、という言い方がいちばん近いと思います。

クロムエクセル(ME116H) ホースバット(新作)
タンナー Horween(アメリカ) MARYAM(イタリア・トスカーナ)
鞣し コンビネーション鞣し 植物タンニン鞣し(バケッタ製法)
使い始め 最初から柔らかい 硬め。時間をかけて馴染む
艶 しっとり、面で光る 光を散らす。使うほど内側から艶が出る
経年変化 穏やか。より深い黒へ 大きい。濃くなり、うねるシワが刻まれる
向いている人 手をかけずに馴染ませたい 育てている実感がほしい

しっとり育つクロムエクセル。荒々しく刻まれるホースバット。

サンプルが完成しました

ホースバットレザーのミニウォレット ME116BH(正面)

ホースバットのミニウォレットが、形になりました。革が変わるだけで、手に取った印象がこれほど変わるのかと、正直驚きました。

完成したホースバットのミニウォレット(開いた状態)

開くと、カード段と札入れはクロムエクセルのモデルと同じ配置です。革に厚みと張りがあるぶん、開いたときの立ち上がりがはっきりしています。

発売について

オンラインストアを新しくして1年の記念企画、その第二弾として発売します。
11月20日(金)20:00 公式LINE登録者に先行販売
11月21日(土)12:00 一般販売

価格 ¥32,000(税込¥35,200)/色 Black
販売は、オンラインストアと代官山店のみです。

先行販売は、公式LINEでお届けするリンクからご購入いただけます。ご登録はこちらから。

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